「タイ 仏の国の輝き」展が東京にやってくる

いよいよ、来月4日から上野の東京国立博物館で「タイ 仏の国の輝き」展が始まる。上野の前には福岡の九州国立博物館でも開催されていて、ここに載せている写真はそちらでのもの。レイアウトや構成、演出は少し変わっても、作品は基本的には同じものが上野でも並ぶらしい。

展覧会の目玉のひとつは、ラーマ2世王作の大扉。上がその裏面、下が表面。

以前、たしか朝日新聞でも紹介されていたが、この扉のレリーフは実に精密で、よく見るといろいろな生き物や、植物が刻まれている。単眼鏡か何かを持っていったら楽しめる。

 

 

たくさんの仏像が陳列されているけれど、今回の仏様はどっしり構えているというより、動きがあるものがあって面白い。上のも下のも、歩いているブッダの像。

東京での展覧会は8月27日まで。

同時期には、国際交流基金と六本木の国立新美術館森美術館が主催する東南アジアの現代美術展「サンシャワー」も開幕する。

サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで|企画展|展示会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO