タイのマンガ家、Wisut Ponnimitの個展。でもバンコクで。
去年のさいたまトリエンナーレのメインキャラクターも作成し、日本でも人気のウィスット・ポンニミット(通称タム君)の個展がバンコクで開催されている。観客は作品毎に右に行くか左に行くか歩く方向を選択していくというゲーム式の構成になっているらしい。
このバンコクポストの記事には簡単な作家とのインタビューも掲載。例えばこういうことを言ってます。
For the most part, I'm not a winner. I'm a person who doesn't draw well, I'm not the best. So looking at things from a different perspective helped me. Instead of everyone having the same goal, which is to be number one, I like drawing stories that have different viewpoints.
そうなんだ、そう思っているんだ。
この展覧会、見たいけど、見に行けないだろうなあ。。
Bangkok CityCity Galleryで 6月25日まで。
タム君のHPはこちら。
出雲神社があるヤンゴンのホテル
去年ヤンゴンに行ったときに泊まったホテル。ここには敷地内に出雲神社がある。分祀というのかな。そして、ホテルの中にある居酒屋の名前は「神楽」。
ネットで調べると2015年11月に出雲大社鎮座祭が行われ、お社が奉納されたという。
https://yangonshuho.com/izumoyih/
このホテルはシュエダゴン・パゴンのすぐ近く。そこに「社」があるのは奇妙というか挑戦的というか。
ホテルの敷地には、神式(こちらは靖国神社)のミャンマー戦没者慰霊の碑があったり、居酒屋とかバーとかカラオケとかの「俗」なエンターテイメントがあったりする。今から考えると、このホテル自体、構造や内装、全体の雰囲気が相当奇妙だった。ゴテゴテしているというか、垢抜けていないというか、あるいは混淆的というか。いずれにしても、めったにない「国際」ホテル。一見の価値あり。
クアラルンプールの泊まりたいホテル:古川音さんのおすすめ
FC東京がジャカルタのサッカークラブと業務提携
ちょっと前のニュースで、FC東京がジャカルタのクラブチームと業務提携を結び、選手、コーチのスキルアップに協力するというもの。FC東京からはコーチ1名が一年に渡って派遣される。
最近、こういうように、日本と東南アジアのクラブが業務提携を結ぶケースが増えている。
これは川崎フロンターレ。
川崎フロンターレ、ベトナムにコーチ派遣。現地指導者との交流も « アジアサッカー研究所
この記事にあるように、こんな「カップル」が日本と東南アジアの間で生まれている。
<ASEAN各国担当クラブ一覧>
タイ:横浜Fマリノス × スパンブリーFC
マレーシア コンサドーレ札幌 × ジョホール・ダルル・タクジム
インドネシア FC東京 × Bina Taruna football academy(予定)
シンガポール 松本山雅 × ゲイラン・インターナショナルFC
カンボジア ギラヴァンツ北九州 × プノンペンクラウン(予定)
フィリピン 湘南ベルマーレ × JP Voltes(予定)
亜女会交流会2017 : アジア女性舞台芸術会議実行委員会による公開イベント
亜女会とは凄い名前だけれど、アジアの女性舞台芸術専門家をつなぐ活動をしている日本の専門家のグループ。矢内原美邦、羊屋白玉などが中心メンバー。
昨年の暮れには森下スタジオでマレーシア(シンガポール)の作品『ファミリー』を国際共同制作しましたが、これはとても力強い芝居でした。
その亜女会が、アジアのメンバーとの交流会を開催。
亜女会のメンバーは、2014年からアジア5カ国を訪問し、多くの舞台芸術の専門家に出会いました。今後は、これらのアジアの仲間と一緒に、アジア諸国で継続して『アジア女性舞台芸術会議』を開催し、アジアをつなぐ共同プロジェクトを行っていきたいと考えています。このたび、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシアで活動するこれらのアーティストたち10名を迎え、その準備会議を東京で行うこととなりました。その会議の一部を公開し、ゲストの皆様から、どんなことをしているのか、今何を考えているのかをお話しいただきます。ランチ交流会や質疑応答の時間も設けています。さまざまな方達が、お互いを知り合い、つながりあう場を作れたらと思います。ご参加をお待ちしております。
登壇者: 矢内原美邦(日本)、羊屋白玉(日本)、Ma Yan Ling(シンガポール)、Michele Lim(シンガポール)、Charlene Rajendran(シンガポール)、June Tan(マレーシア)、E-Jan Tan(マレーシア)、Nguyen Trinh Thi (ベトナム)、Tran Tuan(ベトナム)、 Monthatip Suksopha(タイ)、Wasurachata Unaprom(タイ)、Naomi Srikandi(インドネシア)*登壇順
司会:エグリントンみか(日本)
詳しくはこちら
日本文化発信へ外国人呼び込み 内閣府、観光振興狙う
内閣府等が構想しているのは、ホテル・レストラン経営やデザイン分野で評価が高い教育機関を修了した外国人にポイントを加算し(学歴や職歴、年収などでもポイントがつく)、一定ポイント以上になると永住権の取得に必要な居住期間を短くする仕組み。
その狙いは、日本文化発信、訪日外国人増加にむけて外国人材人材を呼び込む、という。
日本文化発信、観光促進というより、高度人材の獲得による国内産業振興が主目的なのかな。