アピチャッポンの個展『PHOTOPHOBIA』が京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで開催中
2010年、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し,映画作家としても、美術作家としても活躍しているアピチャッポン・ウィーラセタクンの個展『PHOTOPHOBIA』が京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで開催中だ。
会期は平成26年6月14日(土)~7月27日(日)。場所は京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)。東京には来ないのかな。
アピチャッポン氏のホームページを見ると、Free our friends and stop the Coupという強烈なメッセージが掲げられている。そしてその下には、
It's like we are underground, in a cemetery....the sky is the earth...
We are hibernating, sleeping all the time and we don't know it. We are dreaming that there is plenty of oxygen.
最近のインタビューではこんなことを語っている。
政情が不安定なタイではプロパガンダの映画が目立ち、学校教育も浸食しているという。創作を通じて抵抗の意思を示す芸術家もいるが、アピチャポンは一線を画す。「政治的な表現もまたプロパガンダ。映画や美術しかできない表現をしたい」
(日本経済新聞 6月18日(水)夕刊文化面)
今のタイの現実の中でどんな表現を見せているのか、とても気になる。見に行きたい。。
<参考リンク>
映像作家アピチャッポン・ウィーラセタクン、新作含む国内最大規模の個展 - art-designニュース : CINRA.NET
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 開館5 周年記念展アピチャッポン・ウィーラセタクン個展 -PHOTOPHOBIA- | 京都市立芸術大学
2013年(第24回)芸術・文化賞受賞 アピチャッポン・ウィーラセタクン|受賞者|福岡アジア文化賞