デング熱にご注意。シンガポールでも。

地球の歩き方の特派員ブログは各国のリアルな情報が掲載されているので毎回楽しいが、今回のシンガポールからの報告はデング熱を取り上げている。

 

デング熱にご注意(日本語の通じる病院情報) シンガポール/シンガポール特派員ブログ | 地球の歩き方

 

デング熱は蚊が媒介となって伝染する熱帯性の熱病。3度かかると体中から出血して死んでしまうという噂があるがこれは都市伝説らしい。困った事に、マラリアのように特殊な地域だけで発生するのではなく、水たまりがあるような熱帯ならどこでも発生する。あの超近代都市シンガポールでも。

 

もっとも、中心街で感染することはほとんどないらしい。

デング熱の流行地域と感染者数】
とは言え、状況はその時々で変わるので、最新の情報を知りたい時には。シンガポール環境省のウェブサイトをご参照ください。上のように、発生地域(黒い部分)の地図が載っていますので、参考になります。ちなみに、この地図をご覧頂いてもお分かりいただけるかと思いますが、いわゆるシティーエリアには、ほとんど感染は報告されていません。

ただ、約2万2000人が感染し(うち死者7人)、爆発的な流行となった去年ほどではないものの、今年は今の所、例年より多い感染者数となっています。(直近では、下のグラフにあるように、6月1日〜7日の463人がピーク)。このサイトには、デング熱が発生した件数が多い地域の一覧が載っていますので、ご出発前にちょっと見ておくのも良いかも知れません。

このブログには、いざというときに駆け込むお医者さんも紹介されていて便利。

f:id:kopiyuk:20140616224519j:image

 

私も、インドネシア、マレーシアの出張から日本に帰った後、デング熱に似た症状になり、近所の病院から大病院に回されて即入院し検査を受けたが、何週間も原因は判明しなかった。退院後、数週間して連絡が来て、デング熱ではないことがわかったけれど本当の原因は結局わからずじまいだったことがある。

シンガポールはともかく、クアラルンプールもバンコクデング熱は市内でも感染する可能性があるので、大きな水たまりのあるところには近寄らない方がいいでしょう。